妊婦のカンジダ膣炎はお腹の胎児に影響はある?

妊婦

ご安心ください。
お腹の赤ちゃんの発育に妊婦のカンジダ膣炎が影響を及ぼすことはありません。
ただ、出産のときに、普通分娩の場合、赤ちゃんが産道を通ってくるので、その時に感染する可能性があります。
妊婦であるお母さんのカンジダ症が完治していればおそらく大丈夫ですが、そうでない場合は妊婦のカンジダは移る可能性がありますので、妊娠中に頑張って完治させておきましょう。

普通分娩の出産のときは赤ちゃんはたいてい頭から出てくるため、口の中に感染をしてしまう可能性があります。
カンジダ菌は口の中から体の中をとおり、肛門まできます。
肛門のあたりが赤くなったり、プツプツとしたできものが出来ることがあります。
オムツカブレと間違いやすいです。
赤ちゃんにそういう症状がみられたら、まずはお尻を清潔にすることを心がけます。
湿っていると、カンジダ菌は増殖しやすいので、おしっこやうんちのあと、お尻を拭いた後は、から拭きもして、お尻がよく乾いてからおむつを当ててあげてください。
紅くなっているときは布製のおむつのほうが通気性が良いです。
しかし、濡れたらまめにとりかえることは重要です。
また、おまたは前から後ろに拭く事を徹底してください。
お風呂では低刺激の石鹸を少しだけ使ってやさしく洗ってあげて下さい。
そしてタオルでゴシゴシこすることなく、トントンと軽くたたくように水分を拭き取って下さい。
また、赤ちゃんの哺乳瓶や乳首、ママの乳首、食器はいつも清潔にしておいてください。

こうして軽い状態なら自然に治っていくことも多いのですが、治らず、赤みが増すようならば、出産した産院で相談するか、小児科に連れて行ってあげてください。
お母さんが妊婦の時にカンジダ症であったことを言ってください。
もらうお薬に違いがでますから。
たいていは塗り薬で治ります。
赤ちゃんが大きくなってきてからも、お尻の拭き方をしっかり教え、清潔にすることを教えてあげてください。

カンジダ膣炎を発症したら産婦人科に相談しましょう

妊婦がカンジダ膣炎になることはよくあります。
カンジダ膣炎は、疲れている時、抵抗力が落ちている時、膣の自浄作用が低下している時になりやすいです。
抗生物質を飲んでいる時にもなりやすいです。

男性は自覚症状が出にくいのですが、女性と同様にかかります。
片方がなっている場合はセックスで移りますから、治るまでは控えるようにしてください。
また、双方が同時に治療することが必要です。
女性の方は産婦人科で膣洗浄をしてから薬をいれます。
男性の場合は飲み薬です。
塗り薬もあります。

男性は自覚症状がほとんどないと言いましたが、女性の方は気づきやすいです。
急におりものがヨーグルト状になったり、白いぱさぱさしたものとなって出たりしますので、びっくりして、おかしいと気が付きます。
また、外陰部にかゆみが出たり、熱い感じがでてきます。
これはおかしいと思ったら、女性は産婦人科へ、男性は泌尿器科へ行きましょう。
女性が産婦人科に通っている場合はパートナーの方の分のお薬も処方される可能性が高いです。
女性は陰部を清潔に保ち、通気性の良い綿の下着やゆったりした衣服を身につけましょう。
赤くなった陰部は石鹸では刺激が強いので流水でやさしく洗い流しましょう。
ナプキンはこまめに変え、湿らないようにしてください。
男性も、亀頭部分を特に念入りに洗って、清潔にするように心がけてください。
お互いタオルの共用は避けるべきです。

パートナー同士が同時に治し切らないと、永遠に治すことはできません。
女性が妊婦なら、なおさらしっかり治さなければ赤ちゃんに移る可能性もありますから、お医者さんがもう大丈夫ですというまで、きちんと治療してください。
妊娠中でなければ、軽症の場合は少し様子を見てもよく、自然治癒もあるのですが、再発もしやすいので、注意をしてください。