トリコモナス症の原因はなに?

感染力が強いことで知られているトリコモナス症の原因は、トリコモナス原虫の寄生によっておきます。
わかりやすい大きなものであれば十分に警戒ができますが、目に見えにくい0.1mmほどのサイズの原虫であるため、人から人に感染するところを肉眼で知るすべはありません。

女性が予期せず感染・拡散しやすいのは、原虫が水分の多いところであれば一定期間生存できることが原因としてあげられます。
感染者が利用したトイレやお風呂、プールを利用すると寄生されてしまう可能性があります。
特に女性同士だと抵抗感なく家族間で同じタオルを使ってしまうことも多くなっており、乾燥しないうちにタオルを使いまわしていると一段と原虫が生き残っていて寄生する可能性が高く危険です。
ペットもトリコモナス原虫が感染していることがあって、フンの後始末などを行ったときに感染することが原因になる人もいます。

クリニックにおいて医師の指導のもと、トリコモナス症の原因となる原虫を女性の膣内など、体内に残さないようにしっかりと対応すれば感染の拡大を防げます。
再発を防ぐことが大切ですが、症状が緩和してくると治ったものと自己判断して通院や、薬の使用を途中でやめてしまう人がいることが大きな問題となっています。

わずかな原虫でも体内に残ったままにしていると、特に女性の膣内ではすぐに繁殖して数を増やすため、再発して症状が現れ始めます。
薬の辞め時は必ず医師の判断に従うようにすることが肝心です。
原虫による寄生は、子供から大人まで年齢に関係なく感染してしまうものですから、抵抗力の弱い子供や高齢者、病気療養中の人の身の回りのものは十分に配慮しましょう。
感染者がおむつを利用している場合など、排せつ物の処理やおむつの廃棄も普段より意識して対処を行います。
トリコモナス症をによる感染を拡大させないためにも、予防や再発防止対策はみんなで実践していくようにしましょう。

トリコモナス症の予防法はある?

症状を発症している人がいるからといって必ずしも感染するものではありません。
トリコモナス症には、予防する方法があるからです。
原虫の感染を回避すればいいことで、目に見えなくても原虫の特徴を知っていれば誰でも予防に取り組むことが可能になります。
女性は感染してしまうと不妊になる危険性もあるのですから、予防方法をしっかりと覚えて実践することが重要です。
妊婦さんが感染して早産を起こすことになれば大変ですから、他人事だと思わずに家族で協力し合ってしっかり予防に取り組みましょう。

家族に感染している人がいるときには、治療が終わる約2週間の間、衛生面に十分に気を付け、手を洗う時には石鹸で洗うだけでなく、消毒液も使うようにします。
便座は使用する前や使用後に必ず除菌するようにして、タオルなどは使いまわさず洗った後はしっかりと乾燥させることが大事です。
洗面所に置くタオルは、共用になっている家庭が多いので、治るまでは区別したほうが安心です。
トリコモナスの原因となる原虫は、乾燥にとても弱いのでお風呂場で使用する椅子なども、きちんと水気をふき取り乾燥させましょう。

ペットが感染しているとき、フンを密閉できるものに入れて捨てるようにします。
フンの片づけをしたら手洗いをしっかりと行うことで、ペットからの感染の予防になります。
手や顔をぺろぺろなめられてしまうのもよくないため、治るまでは隔離するなどの対応も必要です。

パートナーとそろって感染しているときには、症状が目立っている女性だけ治療を受けると再発につながりやすいため、再発予防のためには2人そろって治療を受けなければなりません。
自覚症状がなくても、感染した可能性が疑われるなら診察を受けに行くことも予防になります。
これでいいだろうという中途半端な対応が一番危険ですから、病気治療のプロである医師の指示を受けながら予防に取り組む方法もあります。