カンジダは自然治癒で治る!その方法とは

最初に結論を述べると、カンジダ症は特に診察を受けたり薬に依存したりしなくても自然治癒できる症状です。
カンジダ菌の増殖条件と自然治癒に至る対策の検討、また症状が重い時や長期化している時の対策という順で見ていきます。

まず最初にカンジダ菌が増殖してしまうのはどのような場合かを先に明らかにしてみましょう。
カンジダを治したり改善したりするには、カンジダ菌の繁殖に適合した環境とは反対にすれば良いのです。

カンジダ菌が増殖する場合

  • 免疫力の低下時
  • 糖尿病に罹患時
  • 妊娠中・抗生物質やステロイドを服用時
  • 通気性の悪い下着や衣服を着用時
  • 膣洗浄剤を過剰使用時
  • 患部を手などで無意識に触っている時

続いて対策の検討をしてみましょう。
まずは毎日の食生活できちんと栄養を摂ることが必要です。
たんぱく質・炭水化物・脂肪の三大栄養素とビタミン・ミネラル、食物繊維をバランスよくとるように心掛けます。
それから質の良い睡眠も大切で、摂取した栄養素が身体に行き渡り、疲労回復ホルモンが分泌され、疲れをとってリフレッシュします。
また交感神経と副交感神経のバランスがうまくとれた状態にするため1日8時間の睡眠を取るように心掛けます。
また補助的に通気性の良い下着を着用するようにしましょう。

また腸内のカンジダ菌が女性外陰部経由で膣に入り込んで感染するという場合もあります。
外陰部は石けんなどで洗い過ぎないようにというのが常識ですが、肛門やその周辺はきちんと洗浄するべきです。

以上のような対策を講じることで、症状が軽ければカンジダ症などの場合でも自然治癒が十分に期待できます。
カンジダが発症するのは免疫力が低下している場合ですので、普段の生活の中で免疫力を高めることを習慣化すれば良いということになります。
それだけのことで症状は改善し、自然治癒に至ります。
ただし他の病気の影響や免疫力強化の対策が出来ない時は、専門医の意見やアドバイスを聞いて、生活パターンの改善や生活環境を整えるなど、更なる対策をとる必要があるのは当然です。

自然治癒療法で治る期間と注意すること

ひとまずカンジダ症であるという認識で、自己治療を目指す場合には、どのくらいの期間を見たら良いか、また別の病気の可能性はないかと注意することも必要です。
まず前述の対策を行なって栄養面や生活改善をしてきたのであれば、3週間をメドに経過確認をしましょう。
対策が間違っていなければかなりの程度症状は改善しているはずです。
思わしくない経過であれば、更に改善の徹底をはかり、隙のない対策を目指して行きます。

症状がそれでも長期にわたる場合、炎症などが継続または悪化する場合は、自己判断で自然治癒に任せる方法はいったん止め、医師の診察を受けて治療する必要があるのは当然です。
今日使われるジフルカン(フルコナゾール)は良い薬ですので、指示通り服薬をした上で医師のアドバイスにしたがいます。
そのうえで上記の対策を進めて行けば経過は良好になるでしょう。

ただしカンジダ症と思い込みやすい症状ではあるけれど、実は全く別の病気である可能性もあります。
判断がつきにくい場合は当然意思の診察を受ける必要があります。
次のふたつのケースを紹介します。

まずおりものがある場合です。
おりものの量が多く、また黄緑色をしていて更に強いニオイを発している場合は膣トリコモナス症が想定されます。
またおりものが灰色で水っぽく魚のようなニオイを発している場合は細菌性膣炎が疑われます。
さらに薄い黄色で粘性がある場合は子宮頸管炎の可能性が想定されます。

もうひとつカユミがある場合を考えてみましょう。
性器に水ぶくれや熱・痛みをともなう場合には性器ヘルペスが疑われます。
また紅斑や丘疹が現れているようでしたら接触性皮膚炎が考えられるでしょう。
単にカユミが現れるけれど外的な問題はないという場合には、皮膚掻痒症が考えられます。
いずれにしても自己判断で軽視することなく、医師の診察を受ける必要があります。